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AIDA

空気を読み、あいだに入る

AIDA

Ambient Intelligence, Discreet Agent.

デモ(URL未設定) · LP(URL未設定)

目次

製品概要


背景(製品開発のきっかけ、課題等)

会議の途中で出た雑談や、確認のついでに始まった別の話題が、いつのまにか本題より長く続いてしまうことがあります。それているとは分かっていても、いま話している人の言葉を切って議題へ戻す一言は負担が大きく、その役は進行役ひとりに任されがちで、よく話し続ける席も呼ばれてから答える席も、そのずれや沈黙を察して口を開きません。質問のあとに誰も返事をせず間だけが伸びたり、同じ論点がもう一周して「次は何を決めますか」と言えないまま終わったりすると、次に決めることへは進まず、時間だけが過ぎていきます。AIDA はそれを自分で察し、参加者がボタンを押さなくても、必要なときだけあいだに入ります。

統計や市場からエビデンスを示す?

製品説明(具体的な製品の説明)

AIDA(Ambient Intelligence, Discreet Agent)は、必要なときだけ議論を戻す AI ファシリテーターです。空気のように席にいて、必要なときだけ手を貸します。それ以外は端にいて、誰の出番も奪わず、有益な寄り道は止めず、進行の役を、特定の参加者には任せません。先に決めるのは、戻す文面より、いま口を開くかどうかです。

会議に参加する

Google Meet に参加者として入り、話を聞いて、発言の切れ目で戻す一言だけを返します。Meet のチャットに書いた本文や、添付した資料から議題を整理します。Recall.ai が会議に入り、発言を文字にして返します。

Jev の判断

席にいるあいだに見ているのは、話題が止まっていないか、ずれていないか、その寄り道に用があるかです。同じ確認が繰り返されているときは、整理を促す一言を返します。話題がずれていて、その寄り道に用がないときは、議題に戻す一言を返します。話が進んでいるときや、寄り道に用があるときは、会議には何も出しません。

この判断を Jev が行い、SILENCE / WAIT / INTERVENE として Next.js に渡します。資料と直近の発言を Vercel 経由で渡すと、脱線、停滞、寄り道の有用性もいっしょに戻り、確率にはしません。有益な寄り道は脱線だけでは止めず、発言の途中には挟みません。直前の声かけから60秒未満、または文字起こしが3件未満のときは、Jev を呼ばずに黙ります。

パラメータ

いまの境界は、下の表です。なぜこの数にしたかは、ここに書きます。

見るもの 判断 会議では
停滞が 0.6 以上 INTERVENE 整理を促す一言
脱線が 0.6 以上で、寄り道に用がない INTERVENE 議題に戻す一言
それ以外 SILENCE / WAIT 何も出さない

画面と一言

会議に映す画面は、見守っているあいだの静かな画面と、議題に戻す画面、意見を整理する画面の三つです。脱線で口を開くときは議題の画面に、停滞で口を開くときは整理の画面に切り替え、声をかけたあとは見守る画面に戻します。用意した短い一言を読むのは、口を開くときです。

特長

1. Zero-UI

参加者が押して動かす画面は置かず、会議の席で察して動きます。操作を参加者に渡すと、戻す一言の負担がそこに残るためです。必要なときだけ口を開き、戻す一言は発言の切れ目に置きます。

2. 寄り道は残す

意味のある脱線は止めず、止めるのは、議題から外れていてその寄り道に用がないときだけです。

3. 判断が見える

脱線、停滞、寄り道の有用性と、いまの SILENCE / WAIT / INTERVENE を、会議画面の脇のインジケーターに出します。口を開いた理由だけでなく、黙っているときに何も出さない理由も、その場でわかります。

解決出来ること

話がそれて、戻す一言が出ない

それていると分かっていても、いまの発言を遮って言うのは負担です。その一言を AIDA が言うので、特定の参加者が進行役を背負わなくてよくなります。

話が止まって、次へ進めない

質問のあとに誰も返事をしないときや、同じ論点がもう一周しているときに、ここまでの意見を整理する一言を返します。

今後の展望

今の形は、オンラインの会議に参加者として座り、口を開くかどうかの判断に集中することです。

次に向き合う会議は、次のとおりです。

  • アジェンダのない会議。今日決めることはあるのに、戻る先が書かれていない。話題がずれても、何に戻すかをその場の話から探すことになる。
  • 対面の会議。同じ部屋に人が座っていて、戻す一言や整理を促す一言を、スピーカーから部屋に返す。

注力したこと(こだわり等)

  • 参加者が押して動かす画面は置かない(Zero-UI)。会議の席で察して動き、必要なときだけ口を開く
  • 口を開くか、黙るか。注力したのは、この判断
  • 一度声をかけたあと、しばらくは発言しない。この時間は、会議での発言後から数える
  • パラメータについて書く

開発技術


音声は Recall.ai が聞き、文字を Next.js に返します。判断は Jev が Next.js に渡し、見守る画面と、口を開くときの画面が会議の映像になります。

Google Meet、Recall.ai、Next.js、Vercel、Jev

活用した技術

API・データ

  • Recall.ai。Google Meet への入室、文字起こし、チャット、映像
  • Vercel AI Gateway。Jev への中継
  • Jev(typesafe-ai/jev)。SILENCE / WAIT / INTERVENE の判断。脱線、停滞、寄り道の有用性

フレームワーク・ライブラリ・モジュール

  • Next.js
  • ブラウザの音声合成(Web Speech Synthesis)

デバイス

  • 会議に映す画面は、Recall.ai の参加者映像
  • 対面用のスピーカーは、今後の形

独自技術

ハッカソンで開発した独自機能・技術

  • Jev から受け取った SILENCE / WAIT / INTERVENE で、会議への出し方を切り替える。lib/judge/jev.ts
  • 会議の映像は、見守る画面、議題に戻す画面、整理を促す画面で切り替える。lib/recall/controller.ts
  • 有益な寄り道では、脱線だけでは止めない

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